転職支援をしている総務人事歴12年の斉藤です。
直接応募する際、お見送りの場合は大量に応募書類が返ってくるのですか?
という質問を受けました。
残念ながら、答えはYESです。 大量に返ってきます。
応募の翌週辺りから、自宅のポストに入りきらないぐらいの応募書類の返送がありました。
恥ずかしくないのですか?という質問も受けました。
はい、めちゃくちゃ恥ずかしいです。
40代転職が失敗しないためには直接応募がベスト
直接郵送応募は、自分の希望する職種の求人情報でありさえすれば、基本的に全て応募していいことになります。
ただし、勤務地と休日などは、条件交渉をしてもどうしても動かせない場合がありますから、制約条件になります。
とはいえ、制約と言えばその程度です。あとは年齢にしろ・職歴にしろ・年収にしろ、何を求められても全部無視して、応募書類を直接郵送すればよいのです。
「 応募できる求人がない! 」と私のところを訪れる多くの求職者も、この考えに立てば、求人情報は有り余るほど存在します。
通常の転職サイトを通した応募やハローワークで紹介状をもらっての応募をやめて、直接郵送応募を始めると、それまで週に1社の応募さえもできなかった方でも、週に20社以上にコンスタントに応募できるようになるのです。
直接応募を闇雲に送付するようでは40代転職は失敗する
これはもちろん、的を定めずむやみやたらと手当たり次第に応募するという意味ではありません。様々な情報源から求人情報を的確に収集し、適切な求人情報に応募していくわけですから、かなり大変な物量になります。
応募書類一つをとっても、全て一つの雛形で間に合わせることはできません。相当骨の折れる作業になるのは当然です。
私の場合がそうであったように、転職活動中は現職や前職の仕事よりも多忙になる可能性があります。それがまたよいところでもあると私は考えています。
目標をもって行動することは、どの分野の成功者もが語る成功の秘訣だからです。
目標を持つことによって、つい休んでしまいがちな自分を奮い立たせてくれることが多々あるからです。
否が応にも転職・再就職を強いられた人にとっては、勤めていた時の自分を忘れずに、いつでも次の職場に出られるよう転職活動中は可能な限り忙しくしたほうがよいと考えます。
もちろん、好きな仕事をしているわけではありませんから、相当の苦痛を伴うことも忘れないでください。
直接郵送応募を始めてから1、2週間は、相手から一切反応がなく、本当は無駄だったのではないか?普通の転職活動に戻したほうが無難ではないかと思う時期が必ずあります。
しかし、不思議なことに2週間を超えるころには、1件2件と面接の案内が届くようになります。そういう状態になると面接と面接の合間に、求人情報の収集と応募活動というサイクルになります。
行動の早い人で1か月で内定の通知が届くようになります。
一般的に言われる転職活動に要する日数の目安は90日から120日、40代からの転職が失敗する人の多くが、転職活動が長期化し、モチベーションが保てなくなるのは180日から270日と言われています。
40代の転職が失敗に終わる前に、正しい戦略と方法論を学んでみませんか?
転職活動がデジタル化してしまったこの世の中で、直接郵送応募は時代に逆行した行為かもしれません。
がしかし、6か月から1年以上転職・再就職活動をしている40代は直接郵送応募でライバルがいない状態を作り出し、一日でも早く内定を勝ち取るべきです。
他人の意見なんて二の次ですよ。