40代からの転職に失敗しないための転職術

40代が転職に失敗する典型的な特徴を教えます。転職が失敗して絶望している中高年の多くが、転職市場の背景を学ばずに行動を開始してしまっています。人材紹介会社に断られないためには?ハローワークの有効な活用法とは?40代の履歴書はどのように書けばよいのか?自己PRできるネタがない場合はどうすればよいのか?等具体的に説明しています。

40代からの転職が失敗する前に手に入れるべき情報 公的機関

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転職支援をしている総務人事歴12年の斉藤です。

 

ハローワークに行っても求人がない、職員が頼りないと思ったことはありませんか?

私も同じ経験を30代少し前と40代に入ってから2度経験しました。

 

失業して真っ先に向かった先がハローワークでしたが、自分の希望する職種がない、給与が低すぎる、検索に年齢を入れると介護職かタクシーやトラックの運転手しか出てこないといった壁にぶち当たりました。

 

正直、辛かったです。

 

ハローワークも40代転職者にとって有効な情報源

国の機関が直接運営している転職サイトがハローワークインターネットサービスとしごと情報ネットです。

ハローワーク(公共職業安定所)は、厚生労働省の管轄で、各都道府県の主要都市に置かれています。

 

【 戦略 】

ハローワーク求人は小規模な企業が多く、待遇面に問題があったり組織体制が整っていなかったりするが、人材紹介会社レベルのお宝求人が眠っていることもあるため見逃せない求人情報である。

 

【 特徴 】

厚生労働省管轄のハローワークインターネットサービスは、ハローワークに集まる企業の求人情報をインターネット上で検索できます。

2013年の求人件数は全国で63万件。

同じく厚生労働省のしごと情報ネットはあまり知られていませんが、国内最大級の転職サイトといえます。

2013年の求人件数は全国で94万件。こうして比べてみるとハローワーク求人より多いことが明らかです。

 

さらに、民間の転職サイトと比べてみると、多いところで数十万件ですので、その規模の巨大さがうかがえます。

 

情報量は政府系サイトが圧倒しています。

 

しごと情報ネットも40代転職者にとって有用

なお、しごと情報ネットの求人情報は、ハローワーク求人だけでなく、全国各地の人材紹介会社、求人情報提供事業者、労働者派遣・供給事業者、経済団体などの情報で構成されています。

 

【 戦略詳細 】

ハローワークの窓口と併せて利用するのが一般的です。

自宅で利用することも可能ですが、週に1回は最寄りのハローワークに通うことをお勧めします。

 

なぜかというと、ハローワーク端末のほうが、より新鮮な求人情報が得られるからです。

ハローワークインターネットサービスの情報更新には若干のタイムラグが発生しています。

 

また、窓口で登録した後でないと、閲覧できなかったり、企業名が非公表の求人情報もあります。ハローワークの端末には、ハローワークインターネットサービスにない求人情報があると考えるべきです。

 

それらの求人情報を見つけ、ハローワークの窓口で応募するのが一般的ですが、直接応募では、窓口を通さず求人情報を持ち帰り、自分で郵送するだけです。

 

求人を出す側の視点に立ってみると、ハローワークには無料で求人情報を出せるというメリットがあるため、離職率が高く、いわゆる3K職場と呼ばれる製造業は通年ハローワークに求人を出しているケースが多いと考えてください。

 

前職においても、人材紹介会社に人材の確保を依頼するとともに、ハローワークにも同じ求人を通年出していました。

3か月おきに更新さえすれば、1年と言わず何年でも出し続けることができるため、求人側においてもハローワークはメリットが大変大きいのが特徴です。

 

40代からの転職が失敗して絶望する前に、正しい戦略と方法論を学んでみませんか?

ハローワークには誰も探さないお宝が、まれに眠っていますよ。

お宝を探し当てるためには、継続力と絶対に内定を勝ち取るぞという意欲が必要です。