転職支援をしている総務人事歴12年の斉藤です。
求人情報を苦労せずに手に入れ、効率的に応募していけたらなぁなんて思ったことはありませんか？
私も、毎日見ていた転職サイトのほとんどが非公開求人でイライラした経験があります。
今日、求人情報の大部分を人材紹介会社が押さえているため、求人情報を手に入れるためには、まず人材紹介会社に登録をしなければならず、また登録すらさせてもらえない現実が待っているのです。
40代からの転職者の多くが
「 応募できる求人がない 」
と感じていますが求人情報を探す情報源を増やし、緻密にスケジュールを組んで情報収集すれば、必ずといっていいほど求人はみつかります。
40代からの転職では情報源の多様化は必須
情報源の多様化
求人情報を収集できるメディアや国の機関などが
「 情報源 」
であり、その種類が
「 多様化 」
です。
実は求人情報そのものは豊富にあり、毎日大量の情報が更新・追加削除されています。
重要なのは、さまざまな情報源から求人情報をまんべんなく探すことです。
というのも、情報源によって求人情報に偏りがあるからです。情報の偏り自体は悪いことではありません。
各情報源の特徴を把握したうえで、それらを組み合わせ、情報の偏りを補正する必要があるのです。
求人の情報源を
「 転職サイト 」
のみというように絞り込んでしまう人が多いのですが、それでは自分に合う求人は毎週１、２件しかないのではないでしょうか？
40代からの転職が失敗に終わる前に、真剣に転職先を見つけたいのであれば、毎週２０社以上に応募することを強くお勧めします。
それだけの応募先を見つけるためには、情報源を増やさざるを得ないともいえます。
40代からの転職では情報源の緻密な収集が必要
緻密な収集作業
緻密な情報収集は、各情報源から得られる大量の情報を漏れなくキャッチするという意気込みがなければなりません。
「 キャッチする 」
といっても、実際に向こうから情報が飛び込んでくることはほとんどなく、自分でできる限りの時間を使って探し出す必要が出てきます。
そのためには、スケジュールをしっかり立てて、自分に合う求人をくまなくチェックするようにしなければなりません。
たとえば、新聞の求人欄を探しているからといっても、各紙・各号を徹底してチェックしている人はいないのではないでしょうか？
40代からの転職が失敗しないためには、普段の行動範囲内では、求人は見つからないといわざるを得ません。
求人情報は
「 生もの 」
です。今週は良い求人が載っていなくても、来週は載っているかもしれません。
そして誰よりも早く求人を見つけ、締切り前に応募しないと意味がありません。
現れては消える求人情報のサイクルは早くて1週間と考えるべきでしょう。
見つけた時点で締切りが過ぎている場合もあれば、応募者が殺到して締切日前にクローズしている場合も考えられます。
「 たまたま見つけた求人が良かったんだ 」
なんて話をよく耳にしますが、そんな偶然を期待していてはダメです。
転職成功者は、応募先を見つけるべくして見つけています。
ただ、求人情報は新鮮でなければ意味がなりというわけではありません。既にクローズしている求人に応募して内定を得たという事例も存在します。
そうはいうものの基本的に、新しい求人情報を求めることになりますが、求人情報は1か月前のものは保管しておき、どうしても応募先が見つからなくなった緊急時に活用するとよいでしょう。
40代からの転職が失敗に終わる前に、正しい戦略と方法論を学んでみませんか？
転職活動は仕事と同じで、楽な道などありません。
苦労して手に入れた求人に、どれだけ応募できるかがキモになってきます。
苦労した先には、内定の二文字が待っていますよ。