40代からの転職に失敗しないための転職術

40代が転職に失敗する典型的な特徴を教えます。転職が失敗して絶望している中高年の多くが、転職市場の背景を学ばずに行動を開始してしまっています。人材紹介会社に断られないためには?ハローワークの有効な活用法とは?40代の履歴書はどのように書けばよいのか?自己PRできるネタがない場合はどうすればよいのか?等具体的に説明しています。

40代転職が失敗する前に手に入れておくべき新聞と折込チラシ

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転職支援をしている総務人事歴12年の斉藤です。

 

40代からの転職活動において、求人情報が手に入らず困った経験はありませんか?

私も求人情報が上手く拾えず、内定がもらえないのも相まってイライラした経験があります。

 

実は求人情報は至る所に存在しています。普段見ようとしていないから見えていないだけなんです。

 

40代からの転職における新聞からの情報収集

 新聞は1861年(文久元年)に発行されて以来ずっと求人情報を発してきた老舗の紙媒体です。求人欄に「 求人広告 」の形で掲載されます。

 

全国紙には全国を対象とした求人のほか、紙面中の地方版には地域ごとの求人が掲載されています。また地方紙には地域独自の求人が掲載されます。

 

新聞の特徴

求人広告であるということは、求人企業が新聞社に広告料を支払い、広告原稿をその企業の採用担当者が作成しているという表向きの求人情報であることを意味しています。

 

また効率よく応募者を絞ることを目的としている側面があることも忘れてはなりません。

求人広告の掲載にあたっての求人企業の負担する広告料が他の情報源よりも破格的に高いため(1000万部発行されている全国紙であれば約50万円)大手企業などが主な広告主となっています。

内定がとれれば待遇の良い求人情報が得られるのは大きな魅力ですが、注目度が高く

応募者が殺到するので、当然のことながら競争倍率が異常に高いのが特徴です。

 

新聞の戦略

新聞ごとに、曜日によって掲載される求人広告が異なり、また求人の種類が曜日によって違っている場合もあります。

 

たとえば朝日新聞全国版の求人情報は、主に日曜日と月曜日に掲載されます。

地方版の場合は、水曜日や木曜日に掲載されることがあります。

 

なお、朝日新聞全国版では第2・第4日曜日に医療・福祉の求人情報が掲載されます。

他の業界についても、不定期に求人情報が掲載されるようです。

 

全国紙と、希望する勤務地の地方紙について、こうした傾向を早いうちにつかむことが成功への第一歩です。新聞ごとに求人情報の出るタイミングを把握したら、毎週目を通してください。

 

購入していない新聞(地方紙を除く)は全て最寄りの図書館で閲覧できます。

なお、全国紙・地方紙ともにWEB版の求人情報と同時展開している例が多く、求人情報によっては紙面とホームページの両方に掲載され、パソコンやモバイル等での検索も可能になってきています。

 

40代からの転職における折込チラシからの情報収集

折込チラシの特徴

新聞の折り込みチラシは新聞とは違い、ライバルの少ない情報源と言えます。

有名な媒体としてしごと情報アイデムが挙げられます。

 

折込チラシの戦略

新聞の折り込みチラシに掲載されるのは、主に地域限定の求人情報です。

新聞に折り込まれるチラシは主に日曜日に発行されますが、不定期に折り込まれる地域情報誌上にも求人情報が載っていることを見逃してはなりません。

 

近年は福祉・医療系、特に介護福祉の求人が80%以上を占めるようになってきました。

 

40代の求人や、正社員の求人は限られていますが、直接応募を視野入れれば貴重な情報源といえます。

 

40代からの転職が失敗する前に、正しい戦略と方法を学んでみませんか?

折込チラシや、フリーペーパーの求人情報に応募する求職者はまだまだ少ないので狙い目です。他の求職者と行動をズラすことをマスターして、一日も早く内定をもらってしまいましょう!