40代からの転職に失敗しないための転職術

40代が転職に失敗する典型的な特徴を教えます。転職が失敗して絶望している中高年の多くが、転職市場の背景を学ばずに行動を開始してしまっています。人材紹介会社に断られないためには?ハローワークの有効な活用法とは?40代の履歴書はどのように書けばよいのか?自己PRできるネタがない場合はどうすればよいのか?等具体的に説明しています。

人材紹介会社は敵?味方?40代は相手にしてもらえないって本当の話?

f:id:omega323:20171124005745j:plain

転職支援をしている総務人事歴12年の斉藤です。

 

40代からの転職活動において、人材紹介会社や転職エージェントとの関わり方が難しいと感じたことはありませんか?

「 紹介できる案件がありません 」との無情なお祈りメールを受け取って、凹んだ経験はありませんか?

 

一般的に転職エージェントが相手にするのは35歳までなんて神話を鵜呑みにしてはいませんか?

 

人材紹介会社は色々情報を持っている

人材紹介会社は、いわゆる非公開求人と呼ばれる条件の良いハイレベルな求人情報を持っています。

 

それゆえスーパーマン並みの職歴を持つ求職者に対しては多数の求人情報を提供するが、転職回数や年齢でフルイにかけられた一般の求職者にしては敷居が高く感じることが多いようです。

 

当然、応募条件に合わない場合は、先方にこちらの情報が行きつくことはありませんし、欲しい情報もこちらに届かないシステムになっています。

 

人材紹介会社の求人情報は、求人の本当のニーズに訴える直接応募には向いていません。( 人材紹介会社の求人情報に直接応募することは違法行為です。 )

 

とはいえ、本来あるはずの条件の良いハイレベルな求人を見す見す見逃すのももったいない話です。

 

転職回数や年齢でフルイにかけられた不利な条件を抱える求職者は、「 待ちの転職活動 」をするのではなく、「 攻める転職活動 」いわゆるゲリラ戦法で自分から条件の良いハイレベルな求人情報を取りに行くべきです。

 

40代でも数う打ちゃ当たる!人材紹介会社の秘密

人材紹介会社が相手にしてくれるのは、35歳までと40代以上の管理職だけという噂があるようですが、全く気にする必要はありません。

 

人材紹介会社から求人情報を入手するためには、何よりもまず一人でも多くのアドバイザーと直接会って名刺をもらうことから始めなければなりません。

 

というのも、超人のような経歴を持っている方は別として、40代の求職者が10社に面談を申し込んだとしても1社会ってくれれば良いほうです。

 

しかも、人材紹介会社集合型のようなサイトから、インターネット経由で登録申請をすると一定の期間を経てお見送りメールが届くのが現状です。

 

そうなる前に

 

「 さきほど〇〇経由で登録させてもらった〇〇と申します。近くまで来ていますので、お手すきのアドバイザー様はいらっしゃいませんか? 」と電話でアポを取り直接会えないか先手をうってお願いすべきです。

 

直接会ってくれるというのであれば、儲けものですし「 メールの返信を待ってください 」と言われれば、それまでですのでメールの結果を待ちましょう。

 

40代はキャリアカウンセラーと友達になるべし

あとは顔なじみになったアドバイザーと良好な関係を保っていくだけです。

 

週に1度は何かしらの連絡を入れて、「 総務職を志望の〇〇さん 」という印象を残してください。理由は何でもいいと思います。

 

「 私に合った求人は出ましたか? 」

「 職務経歴書をブラシアップしたので添削して欲しい 」等

 

そうこうしているうちに

 

「 忙しいから電話してくるな! 」とか居留守を使われるようになったら、また別のアドバイザーに直接会って名刺をいただく、これを繰り返して良好な関係を維持できるアドバイザーを少なくとも10人キープしてください。

 

そのうち不思議と、出身校が同じであるとか出身地が同じであるとか、何かしら共通点を持つアドバイザーと巡り合えます。

 

そういった方が一人でもできれば、暗く長い転職活動も少し精神的に楽になると思います。

 

私は150社以上に登録・アポイントを繰り返し、最終的には人材紹介業界のドンと言われる方と知り合う幸運に恵まれ、求人情報だけでなく、メンタル面でも支えになっていただき、今でも感謝しています。

 

40代からの転職が失敗に終わる前に、正しい戦略と方法論を学んでみませんか?

「 紹介できる案件がありません 」とのお祈りメールを受け取っても、凹まず次々と人材紹介会社にアプローチをしていきましょう!

アドバイザーと何かしらの共通点が見つかれば、転職活動中ずっと彼(彼女)は最高のバディになってくれますから。

f:id:omega323:20180525190747j:plain