40代からの転職に失敗しないための転職術

40代が転職に失敗する典型的な特徴を教えます。転職が失敗して絶望している中高年の多くが、転職市場の背景を学ばずに行動を開始してしまっています。人材紹介会社に断られないためには?ハローワークの有効な活用法とは?40代の履歴書はどのように書けばよいのか?自己PRできるネタがない場合はどうすればよいのか?等具体的に説明しています。

40代からの転職が失敗しないための応募書類作成術 その2

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転職支援をしている総務人事歴12年の斉藤です。

 

履歴書の中で一番書きづらいのは志望動機だと思った経験はありませんか?

私も同じように志望動機を考えるのが、一番辛かったです。

 

自己アピールと違って、志望動機なんて元々ないんですから!

 

2.履歴書の書き方

採用側が履歴書に求めるのは、住所・氏名・年齢・学歴・職歴など、一般的な決まりきった情報だけです。

私は経験上、下手に目立とうとして規格外の書式を送付することは逆効果だと考えています。

現在はJIS規格の履歴書フォーマットがEXCELやWORDで出回っていますので、それらをダウンロードして使用するのが一般的でしょう。

 

40代の転職において履歴書はパソコンで作成する

未だに履歴書は手書きがいいのでは?と思われるかもしれませんし、転職エージェントなどの中には未だそう主張する人がいるのは間違いありませんが、このパソコンが普及しきった時代に、事務書類を手書きすることは皆無に等しいのではないでしょうか?

 

EXCELやWORDによって作成された書類のほうがはるかに役立つし、パソコンのスキルをアピールできると思いませんか?

 

これは私の経験から言えることですが、総務人事職を希望する場合、パソコンで送付した応募書類が受理されて、面接に呼ばれる場合、手書きの応募書類を再度作成して持参してくるように指示されることが多いのです。

 

未だに総務人事職は古い体質を捨てきれない古風な職種だと、私は考えています。

 

EXCELやWORDで書類を作成する利点は、簡単に変更ができ、瞬時に何枚でもプリントできることでしょう。書類作成の労力と時間の削減にもなります。

 

直接郵送応募は前述したとおり、週に何十通もの応募書類を作成するのが普通です。

しかも、求人に対して一刻も早く応募書類を送付する必要があるので、書類作成をデジタル化し、効率よく応募しなければ間に合いません。

 

職務経歴書は採用側が欲しい人材とアピールできる書類

3.職務履歴書の書き方

職務履歴書には履歴書のようにJIS規格のフォーマットが存在しませんので、ある程度自由に作成できるのがポイントだと考えています。

 

ただ単に、履歴書と同じことを記載する行為は非常にもったいないことだと考えます。

 

コンセプトは前述したとおり、採用側が欲しい人材であることをアピールすることですが、書き方やまとめ方を工夫し、採用側が会社に貢献してくれる人材をイメージしてもらえるように編集することが大切です。

 

職務履歴書は基礎情報、概要、職務履歴、得意業務及び免許・資格を記載していきましょう。

3-1.基礎情報

基礎情報とは履歴書に記載した名前、連絡先、電話番号、住所のことです。

履歴書や送付状に書いたのだから、職務履歴書には必要ないと自己判断してしまう人がほとんどなのですが、実は職務経歴書にも必要なのです。

 

少しでも読み手に配慮した書類に仕上げることが書類選考の通過率を高めることに繋がります。

 

40代からの転職が失敗に終わる前に、正しい戦略と方法論を学んでみませんか?

絶対に入りたいと思う企業以外の志望動機なんてありませんよ。

 

がしかし、志望動機を作らないことに書類選考を通過させるのは正直難しいです。

20代・30代と同じように

 

「 御社の経営理念に感銘を受けて、御社の〇〇職を希望します 」

 

なんて言えないですしね。