40代からの転職に失敗しないための転職術

40代が転職に失敗する典型的な特徴を教えます。転職が失敗して絶望している中高年の多くが、転職市場の背景を学ばずに行動を開始してしまっています。人材紹介会社に断られないためには?ハローワークの有効な活用法とは?40代の履歴書はどのように書けばよいのか?自己PRできるネタがない場合はどうすればよいのか?等具体的に説明しています。

40代からの転職が失敗して絶望する典型的な特徴 その1

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転職支援をしている総務人事歴12年の斉藤です。

 

 私は30代に突入する直前、倉庫請負業で現場指揮官として働いていましたが、競合他社に負け、職場そのものを失ってしまいました。

会社を辞めるか関東に単身赴任するか強いられて、辞めて新天地を求める選択をしました。しかし、それは完全に失敗でした。

 

20代・30代だろうが40代だろうが、無計画な転職活動は必ず失敗します。

転職活動を甘く見ると、かなり長引きますよ。

 

40代の転職が失敗して絶望する典型的な特徴を見ていきましょう!

 

管理職にこだわり過ぎて40代からの転職が失敗して絶望

田中 学さん(仮名)52歳男性のケース

田中さんはある企業の営業部門で課長として働いてきましたが、親を介護するため会社を一旦辞めることを余儀なくされました。

 

親の介護が一段落する頃、彼は新しい勤め先を探して転職活動を始めました。

 

「 自分の実績や能力なら新しい転職先がすぐに見つかるはずだ 」

 

と彼は確信していましたが、いざ実際に探してみると、希望するような求人がなかなか見つからないのです。希望は営業部門の管理職なのですが、そもそも管理職の求人がないのです。

 

インターネットの求人サイトを探し、新聞や求人誌を読み、ハローワークにも足を運びましたが、希望職種・管理職の求人は皆無でした。

 

そこで彼は、一旦管理職の条件を諦めました。

 

すると、どうでしょう、希望職種の求人がある程度見つかるようになったのです。

 

しかし、良さげな求人には

 

「 若い人が中心でワイワイやっています 」

「 経験を積んで管理を目指せます 」

 

といったコメントが記載されており、暗に年齢制限があることを匂わせていました。

 

彼はそれらの求人への応募をためらっていました。

 

「 もっと自分適した求人を 」

 

と探しているうちに1週間が過ぎ、ブックマークを付けていた求人は既に消えていました。

 

それでも何とか2社の求人に応募できましたが、なかなか面接に呼ばれませんでした。

まったく書類選考を通過できないのです。

 

年収にこだわり過ぎて40代からの転職が失敗して絶望

3か月ぐらいそんなことを繰り返していると、ようやく1社から面接に来てほしいとの連絡が届きました。彼は喜んで面接に挑みましたが

 

「 年収が前職の半分ぐらいになりますが、よろしいでしょうか? 」

 

と質問され、思わず顔に出してしまったのです。

 

「 私がどれほど能力の持ち主か、あなた達は分かっていない 」

 

そして

 

「 帰って妻と相談してから返事をしたい 」と言ったところ

お見送りメールが後日送られてきました。

 

6か月が経過した頃、彼は再び面接にまでたどり着くことができました。

背に腹は代えられない彼は

 

「 少しぐらいなら年収を下げてもよい 」

 

という思いに駆られていましたので、面接で提示された条件を受け入れると

あっさり内定を受けることになりました。

 

しかし彼はその内定を見て考え込みます。

 

「 果たしてこの年収でやっていけるのか? 」

「 娘が受験を控えているのに、無事大学に出してやれるのか? 」

 

結局彼は内定を辞退してしまいました。

 

そうこうしているうちに、失業保険が切れ、モチベーションも下がってしまい、求人情報の収集すらしなくなっていきました。

 

「 自分は世の中に必要とされていないのではないか? 」

 

と不安を募らせるようになり、やがて貯金が底をつき、本意ではないアルバイトをせざるを得ないことになり、離婚の2文字が現実のものとなったのです。